日経225先物。オプション、TOPIXの大口の建玉残(ポジション)を公開。それにより今後の展開をよむ!! 管理人がよりすぐった情報や経済ニュースを掲載。特にブロマガ記事は最重要記事です。
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[東京 1日 ロイター] 格付投資情報センター(R&I)は1日、日本国債(ソブリン)格付け(AAA)について年内に1段階引き下げを示唆した。編成作業が本格化している2012年度予算では、一定の財政規律が維持される見込みだが、毎年自然増が見込まれる社会保障費の抑制など財政構造改革が先送りされ、歳出・歳入のギャップを解消する抜本的な施策が見られないと判断。消費税率の10%への引き上げを2010年代半ばに実現できたとしても、政府が目標として掲げた基礎的財政収支(プライマリーバランス)の2020年度黒字化達成が難しいとの見方を示した。ただ、日本国債は国内主体の消化や低金利でファイナンスができる構造は当面変わらないとみており、格下げに踏み切った場合でも、欧州の一部国債のように継続的に下がる状況とは考えていないとの認識を示した。

 R&I・チーフアナリストの細田弘氏、シニアアナリストの関口健爾(けんじ)氏、チーフアナリストの原一樹氏がロイターの取材に応じた。

 R&Iは11月30日付リポートで、日本の発行体格付けAAAを引き下げ方向の見直しに入るレーティング・モニターに指定。年内に新たな格付けを公表し、格下げする場合もその幅は1段階にとどまる可能性が高いと指摘した。レーティング・モニターの指定について、格下げが正式に決定したわけではなく、格付委員会の議論を待つ必要があるが、リポートで格下げの可能性に踏み込んだ以上「数週間の間に、厳しい見方を変える材料が出ない限り、AAA維持は難しい」(細田氏)との認識を示した。

 政府は2012年度予算編成で、新規国債発行額は復興債を除いて、約44兆円を上回らないものとするよう全力をあげるほか、基礎的財政収支対象経費について復興・復旧対策を除き約71兆円を実質的に上回らないとの基本方針を示している。R&Iでは、社会保障費の抑制など財政構造改革は先送りされそうで、税収が伸び悩むと厳しい財政運営を余儀なくされるとの見方を維持。「構造的な歳入・歳出のギャップは、景気循環による税収減を踏まえても、その解消に向けた抜本的な施策が見られず、できる施策を前倒してやろうという意気込みも感じられない」(関口氏)と指摘した。その上で消費税率10%に引き上げが2010年代半ばに実現できたとしても、政府が目標として掲げた基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化達成は政府目標の2020年度から大きくずれ込むとの予想を示した。

 一方で、野田佳彦首相が財政再建に前向きなスタンスを維持。ソブリン格付けの評価要素である「政治・社会の安定度」「経済ファンダメンタルズ」「政策運営力」「財政状態」「資金調達力」のうち、「政策運営力」「財政状態」に問題を抱えながらも、すべてが悪化しているわけではないと指摘。この点が格下げに踏み切った場合、その幅が1段階にとどまる要因としている。財政がひっ迫し、緊縮財政が経済成長の足を引っ張るというスパイラルの状況に陥っている一部の欧州諸国と日本が大きく異なる点と指摘。日本国債には国内主体の消化構造、低金利での資金調達環境などの強みもあり「格付けがじりじりと引き下げられてA格に転落していく状況でない」(細田氏)と述べた。

   (ロイターニュース 星裕康 寺脇麻理)
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nikkeijouhou.blog63.fc2.com/tb.php/6787-a024e4b0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。